地震から身を守る最大のポイントは日頃の備え。けがや火災などの2次災害を引き起こさないためにも、いざというときの行動を確認しましょう。
地震への備え
- 家具の転倒や落下の防止
家具の転倒や落下を防ぐために、家具の固定をしっかりと。テレビなどは高いところに置かない。本棚、ロッカーなどは軽いものは上に、重いものは下に。 - ブロック塀の倒壊を防ぐ
ブロック塀は地震で倒壊することも。基礎がしっかりしているか、鉄筋が入っているかなどチェック。 - 2次災害に備えて
ガス漏れや火災に備えて、火の始末は素早く。普段からガス管やガスボンベを点検し、火もと付近に燃えやすいものは置かない習慣を。 - 崖崩れなど自然環境に注意
山崩れやがけ崩れのおそれがある地区では、居住地の自然環境をよく知っておくことが必要です。
地震が起きたときは
- まずは身の安全
テーブルの下にもぐるなどして、家具の倒壊や落下物に注意してけがにあわないように。 - 素早く火の始末
揺れを感じたら素早く火の始末を。火の近くに燃えやすいものがないかも確認。 - 出口の確保
震動でドアが開かなくなることも。戸を開けて避難口の確保を。避難がすぐできるよう屋内でも靴を履いていることが必要。 - 火事になったらすぐ消火
万一出火しても天井に燃え移る前なら大丈夫。あわてず消火を。 - あわてて外に飛び出さない
揺れている最中に飛び出すのは落下物などでけがをするもと。冷静な判断を。 - 狭い路地やブロック塀には近づかない
ブロック塀や自動販売機は倒壊のおそれがあります。素早く避難を。 - 協力し合って応急救護
地域ぐるみで協力しあって応急救護の体制を。 - 山崩れ、がけ崩れに注意
居住地の自然環境を把握し、2次災害にあわないように。 - 正しい情報を聞く
間違った情報に惑わされず的確な行動を。 - 避難する前に
避難する前に、ガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを落としましょう。また、親戚や知人に避難する旨を連絡しておきましょう。 - 速やかに避難しましょう
避難勧告などは、危険が迫ったときに出されます。避難の際は警察や消防、役場の指示に従って速やかに避難しましょう。 - お年寄りなどの避難に協力を
お年寄りや子供、病気の人や妊婦のかたなど災害弱者のかたは早めの避難が必要です。近所の災害弱者のかたの避難に協力しましょう。 - 避難は徒歩で
マイカーでの避難は危険な上に、緊急出動の障害にもなります。避難場所には徒歩での移動を。